モーゼル「グラス:スプレンディッド」シリーズのご紹介


こんにちは。
ブログをお読みいただきありがとうございます。

西洋アンティークがお好きな方の中には、洋酒がお好きという方も多いのではないでしょうか。
洋酒やワインの種類によって、その味を引き立てるグラスがあり、強いこだわりを持つグラスコレクターの方々が世界中に存在するようです。
特にグラスは、鑑賞の楽しみと実用の楽しみが共存するのが醍醐味ですね。

本日は、そうした楽しみ方が魅力のグラスコレクションの中から、当店新入荷作品をご紹介します。

ルードヴィク・モゼール

モーゼル (Moser)。
1857年に誕生した歴史あるチェコのガラスブランドです。
創業当時はオーストリア=ハンガリー帝国の領土であったカルロヴィ・ヴァリという温泉保養地を拠点に、ルードヴィク・モゼール(1833-1916)が小さなガラス工房を設立。元々は、ガラスの彫刻と研磨が専門でしたが、徐々にデザインから生産まで携わる会社に成長していきました。

その後、緻密な職人技術と芸術性の高い作品が万国博覧会や産業見本市など国内外で高い評価を受け、瞬く間にその名を知られるようになり、1904年にはオーストリア王室御用達の勅許も受けました。
歴史と伝統あるモゼールのコレクションの中でも
1901年の発表以来、今なお根強い人気を誇るシリーズが今回ご紹介する「スプレンディッド」。
華麗な、壮大なという意の名称にふさわしく、多くの宮廷行事で使用され、1953年のエリザベス女王戴冠式にはこのコレクションが贈呈されています。

また、モーゼルガラスの特徴の一つが、環境に有害とされる鉛を使用しないこと。
無鉛ながらも、バカラやサン・ルイなどの有鉛クリスタルガラスに負けないほどの透明度と屈折率で美しい輝きを放っています。

今回入手した作品はスプレンディッドコレクションより
ワイングラス6客、ゴブレット型グラス6客、リキュールグラス6客の計18点。
モーゼルの公式HPによれば、ゴブレット型グラスはハイボール用のグラスだとか。

手作業で丁寧に仕上げられた繊細な植物文様のゴールドラインが、気品と華やぎを添えていますね。
これからの時期、パーティーシーンでも活躍しそうです。
1点からでもお求めいただけますので、ご自身にまたはちょっとしたギフトに是非いかがですか? →お求めはこちら

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(R・K)