2015年1月は「ミュシャ展」及び「アンティーク絵葉書展」を開催予定です

こんにちは。
ブログをお読みいただきありがとうございます。
当店の今年の営業も残り少なくなってまいりました。

ロマンティックムードのクリスマスが終わって街は一転、お正月に向けてしめ飾りなどが店先に並びキリッと引き締まったように感じます。
一年の福を願い、赤や白など明るい色の縁起物がカラフルに街を彩る1月。
当店でも新春特別企画と題しまして、一年の門出にふさわしいアール・ヌーヴォーの大巨匠アルフォンス・ミュシャを特集。
華やかで色鮮やかなミュシャ作品を一堂に展示いたします!

ミュシャ作品は何点か常設展示しておりますが、企画展としては今年3月に開催して以来、約1年ぶり。
前回も多くのお客様にご好評いただきました作品を始め、今回は新たに入荷した作品も含めて代表作から稀少な挿画本まで幅広く展示予定です。

しなやかで官能的でありながら力強い意志を秘めたミュシャの描く女性像には、スラヴ民族としての誇りとアイデンティティを決して忘れなかったミュシャの強い思いが重なります。

また、ミュシャ展に加えて、来月は「アンティーク絵葉書展」を併催。
実際に誰かに贈られた約100年前の心のこもったグリーティングカードは1枚1枚石版画の技法で刷られたあたたかいアンティークです。

印刷技術が今のように発達する前の時代にあっては、ポストカード1枚でも今日のような気軽さはまだなかったかも知れません。
季節の節目や誕生日などに、特別な人に向けて贈られたカードはその後大切に保存され、大きな世界大戦をくぐり抜けて遠く日本にやってきました。

約1世紀の間一体どこで眠っていたのでしょうか?
1枚1枚に歴史があり、奇跡的に残ったカードを今、こうして日本で手にできることに不思議な縁を感じてしまいます。


当店では、このアンティーク絵葉書の額装をオススメしております。
額のデザインからカードの背景色までお好みでカスタマイズできるので、ご自宅のインテリアやちょっとした贈り物として大変人気。
いつもとは少し違ったインテリアやギフトにいかがですか?

来月1/4からの展示ではこのほかにも多数ご紹介予定です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

当店所蔵のミュシャ作品はこちら

(R・K)