11月「ミレーとバルビゾン派の画家展」が始まりました

お待たせいたしました。
先週の土曜から、11月の展示特集「ミレーとバルビゾン派の画家展」を開催中です。

ミレーといえば、「落穂拾い」や「晩鐘」、「種をまく人」などの油彩画が有名ですが、実は数は少ないながらエッチング(銅版画)やガラス版画、リトグラフ(石版画)などの版画も制作していました。
今回はミレーのオリジナル版画「羊飼いの少女」と「桶の水をあける女」やグーピル・エディターが制作した銅版画など約30点に加え、バルビゾン派の画家たちの油彩画約10点を展示しております。

重厚で厳かな自然の風景や農民たちの姿は人間の生活の原点を感じさせます。
是非150年前のバルビゾン派の画家たちの息遣いをご堪能ください。

今回は特別に、出品作品の一部をご紹介!

◆油彩画◆
レオン=ヴィクトール・デュプレ 「田園風景」 キャンバスに油彩 仏F8号
「あひるのいる池」 板に油彩 21×15cm
エドゥアール・ピネル      「洗濯する女」 キャンバスに油彩 31×39cm
アルフレッド・ヴィッカーズ   「ダービー競馬場附近の放牧場」 カルトンに油彩 20×40cm
エドワード・チャールズ・ウィリアムズ 「林間の休息」 キャンバスに油彩 30×23cm

◆版画◆
ジャン=フランソワ・ミレー   「羊飼いの少女」 オリジナルエッチング
「桶の水をあける女」 オリジナルガラス版画
「落穂拾い」 グーピル・エディター制作エッチング
「糸紡ぎ」  エッチング
「おやつの時間」 グーピル・エディター制作エッチング(ダマン版)
J=B・カミーユ・コロー     「イタリアの想い出」 オリジナルエッチング
「ガルダ湖のほとり」 グーピル・エディター制作エッチング
「フルートを吹く人」 グーピル・エディター制作エッチング
「静寂」       グーピル・エディター制作エッチング
「朝、ニンフの踊り」 グーピル・エディター制作エッチング
Ch=F・ドービニー       「川の浅瀬」 オリジナルガラス版画(ル・ガレック版)
「山羊飼い」 オリジナルガラス版画(ル・ガレック版)
「野原にたたずむロバ」 オリジナルガラス版画(ル・ガレック版)
「浅瀬」  オリジナルエッチング
「羊飼いたち」 オリジナルエッチング
シャルル=エミール・ジャック  「曳船道」 オリジナルエッチング

(M・N)