【企画展吉祥寺】竹久夢二展～大正浪漫の華咲くモダニズム～（2021年7月）

2021年6月29日2021年7月1日

7月のアトリエ・ブランカ吉祥寺では、大正～昭和初期にかけて活躍した画家・竹久夢二を特集いたします。

大正浪漫の誉れ高き美人画は『夢二式美人』と呼ばれ、独特の憂いを帯びた表情や佇まいは、今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。
元々詩人になりたかった夢二は、詩のように味わい深い絵画を描くことに心血を注ぎました。
和洋折衷の洒脱な色使いや装飾模様は、当時パリで全盛を迎えていたアール・ヌーヴォーやアール・デコの影響も伺えます。
夢二の残した膨大なイラスト群は、現在のグラフィック・デザインの鑑として今もなお高い評価を得ています。

本展では、大正エレジー（哀歌）の真骨頂ともいえる貴重な水彩画の掛け軸「カフェ」を筆頭に、詩情溢れる書画「夜の梅」、詩集や美術雑誌の挿絵、楽譜の表紙のために夢二が制作したオリジナル版画など約50点を中心に展示・販売予定です。

開催期間：7月1日～7月30日（※最終日の30日は次回展覧会の展示準備のため、午後4時で閉場とさせて頂きます。）