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[軽井沢]絵画 > 藤田嗣治　「ヴェールの母子像（乳飲み子を抱く）」
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藤田嗣治　「ヴェールの母子像（乳飲み子を抱く）」

La Mère et Lenfant

技法	：リトグラフ

制作年	：1964年

サイズ	： 46×32 cm（画）/ 70×54 cm（額）

部数	：79/100

レゾネNo.	：

状態	：良好

備考	：ペンサイン入　君代コレクション　裏面に"COLLECTION KIMIYO FOUJITA"スタンプビュイッソンのサイン、スタンプ、日付

購入数

DB-012307

Web価格 : 726,000円

軽井沢企画展特価 :

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作品解説

藤田の晩年に制作されたオリジナルリトグラフ。
本作と同構図の母子像（油彩）がカタログレゾネ（SDB 63.09）に掲載されており、この油彩を元に、本作（リトグラフ）を手掛けたとされます。

1959年に君代夫人と共にカトリックの洗礼を受けた藤田は、それ以降キリスト教をテーマにした作品の数が増えていきます。
1910年代から数は少ないながらテーマとして取り上げていましたが、洗礼後は「フランス人・キリスト教徒」として藤田自身の信仰、祈りの証としてキリスト教絵画に、熱心に取り組みました。

　＜参考画像＞
　「La Mère et Lenfant」（油彩）1963年作
　画寸 45×32 cm

略歴

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

エコール・ド・パリを代表する日本人画家。現代においても最も有名な日本人画家として高く評価されている。猫と女性を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れた「乳白色の肌」の裸婦像は西洋画壇から絶賛を浴びた。その晩年まで制作意欲が衰えることはなく絵画のみならず、銅版画・石版画・木版画などの版画作品でも様々な名作を残している。線の描写が美しい裸婦や子ども、そして猫の銅版画、また色彩で魅せる石版画の母子像、味わい深い木版画など、藤田嗣治の高い芸術性と遊び心が伝わる版画作品の数々は、今もなお世界中の人々を魅了している。

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