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最晩年のマティスが自らの画業を振り返り、自身にとって重要かつ深く記憶にとどめられた人物画約100点を選び、マティス自身により出版された版画集です。この作品集は、マティスの画業の変遷であると共に、画家の幅広い交友関係の集大成ともいえる作品です。 この作品集のために制作されたオリジナルリトグラフが1点、表紙カバーが1点、モノクロ版60点、カラー版33点が収められています。
高校卒業後、法律を学ぶが、入院療養中に母親から絵具を贈られたことが契機となり、画家を志す。22歳から国立美術学校でギュスターヴ・モローの指導を受ける。1905年のサロン・ドートンヌ展で、ドラン、ヴラマンク、ルオーらと共に、原色を多用した色彩と激しい筆致が注目を集め「フォーヴ(野獣)」と呼ばれた。1940年のパリ陥落の後、南仏を拠点とする。戦後も、切絵、挿画本、タピスリーなど幅広い活動を続けた。南仏ヴァンスの礼拝堂の装飾は、彼の才能の集大成と言われる。20世紀美術においてピカソと匹敵する成果を残した画家として評価されている。