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長谷川潔　「リュクサンブール公園」

技法	：キャンバスに油彩（仏F15号）

制作年	：

サイズ	： 52.5×63.5 cm（画）/ 73.5×84.5 cm（額）

状態	：良好

備考	：

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DB-011963

Web価格 : 880,000円

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作品解説

リュクサンブール公園は、パリ6区、サンジェルマン・デ・プレとカルチエ・ラタンをつなぐパリ左岸の中心に位置する公園です。
元々アンリ4世の后マリー・ド・メディシスのために建てられたリュクサンブール宮殿の庭園だったというこの公園には、100体もの彫像、記念碑や噴水などが点在しており、ヘミングウェイ、ゴーティエ、ブルトンなど多くの文豪にも愛され、物語の舞台にもなっています。

1943年、長谷川はパリのシャルパンティエ画廊での『フランス庭園展』に油彩画《リュクサンブール公園》を出品したという記述があり、風景画に関しては同じ場所を異なる角度から描いた作例が見られることから近しい年代のものであると考えられます。
長谷川が紡ぎ出すビュランやマニエール・ルノワールなどの銅版画においては、明快で清潔な線によって少しも曖昧なところのない澄み切った印象ですが、油彩画においては、大らかな筆致と明るく豊かな色彩で、克明に忠実に描かれている作品が見られます。

略歴

長谷川潔　Kiyoshi Hasegawa（1891-1980）

1918年の渡仏以降、パリを拠点に活動した銅版画家。メゾチント（マニエル・ノワール）やエングレーヴィングといった古典的版画技法を研究し、独自の様式として確立する。サロン・ドートンヌやフランス画家・版画家協会に所属してパリの画壇で高く評価された。1935年、レジオンドヌール勲章受章。1966年、フランス文化勲章を受章。その幻想的な主題と繊細な描写、静謐な黒の世界は、後世の画家たちに多大な影響を与えた。

技法解説

｜版画

長谷川潔　「リュクサンブール公園」

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長谷川潔　Kiyoshi Hasegawa（1891-1980）

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長谷川潔 「リュクサンブール公園」

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長谷川潔　Kiyoshi Hasegawa（1891-1980）