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『Album des plus belles Roses de Redoute』"Rosa Collina Monsoniana / Le Rosier de Lady Monson"
技法
:点刻銅版画
制作年
:1830年頃
サイズ
:37.5×28 cm(画)/ 65×54 cm(額)
レゾネNo.
:TASCHEN P.175
状態
:良好
備考
:彫版:ラングロワ
植物名:ロサ・モンソーニエ
440,000 円(税込)
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本作は、1830年頃に刊行された『Album des plus belles Roses de Redoute』に収録された作品の中の一点です。
本アルバムは、ルドゥーテの代表作《Les Roses(バラ図譜)》(1817–1824)より選ばれた図版を収めた、1830年頃の稀少な抜粋アルバムと考えられます。図版は《Les Roses》所収の版に基づくものですが、《Les Roses》では図版上に通し番号を持たないのに対し、本アルバムでは各図版右上に番号が加えられている点が特徴です。
ロサ・コリナ ‘モンソニアナ’
”レディ・モンソンの薔薇”の名で知られる本種は、19世紀のイギリスの貴婦人レディ・モンソンの庭園で見出された品種です。発見した園芸家サビーンは、その美しさを称えて彼女の名をこの薔薇に残しました。
※点刻銅版画( Stipple Engraving <英>)
点刻銅版画は、銅版の表面に無数の小さな点(ドット)を刻み、その密度の違いによって画像の明暗やグラデーションを表現する凹版画の技法である。線ではなく「点」の集合で描写するため、柔らかな陰影や肉筆画のような滑らかな質感を表現できる点に大きな特徴がある。18世紀後半のヨーロッパ、特にイギリスやフランスにおいて、肖像画や植物画の複製技術として大きく発展した。
ピエール=ジョセフ・ルドゥーテは、18〜19世紀に活躍した植物画家、植物学者。 現在のベルギーに生まれ、若くして画家としてパリへ移住。 フランス王妃マリー・アントワネットの庇護を受け、宮廷画家として名声を高めた。 フランス革命後もその才能は評価され続け、ナポレオン1世の后妃ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネのもとで 多くの植物画を制作した。 代表作には『バラ図譜』『ユリ科植物図譜』があり、植物学的正確さと芸術的優美さを兼ね備えた 作品が高く評価される。 銅版画(点描彫版法)による繊細な表現は、後世のボタニカルアートに大きな影響を与えた。