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[新春逸品会] 絵画・版画 > ポール・デルヴォー　「ナミュール駅」　

ポール・デルヴォー　「ナミュール駅」　
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ポール・デルヴォー　「ナミュール駅」　

La porte de Namur, à Bruxelles
 
技法 ：鉛筆、グワッシュ
　
制作年 ：1925年頃
　
サイズ ：25.5×33.5 cm（画）/ 47×57 cm（額）
　
レゾネNo. ：
　 　
状態 ：良好
　
備考 ：デルヴォー財団鑑定書
購入数

DB-010911
Web価格 : 2,200,000円
創業36周年記念特価 :

100,000,000 円(税込)

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ポール・デルヴォー　「ナミュール駅」　
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ポール・デルヴォー　「ナミュール駅」　

作品解説

本作は、デルヴォーがブリュッセルの王立美術アカデミー卒業後、画家への道を歩み始めた28歳の頃に描かれました。
ありふれた日常の景色の中にも、両大戦間期の混沌とした世情と、自身の孤独感や揺らぐ心の内を重ね合わせたかのような詩情に満ちた作品です。
その後訪れる、デルヴォーの画業にも多大な影響を与えたとされる母親の死や、1930年代半ばにシュルレアリスムの啓示を受け幻想的で謎めいた独自の画風に辿り着くまでの変貌を語る上でも重要な作品と言えます。

デルヴォーは、1922年にブリュッセルのリュクサンブール駅を描いた習作から、「駅」を題材にした最初の作品に取り組んでおり、その後も繰り返し題材にしています。

 

　1900年頃のポルト・ド・ナミュール地区（ベルギー）
　
 


＜参考作品＞

「聖夜」  1956年  油彩　
「ジュール・ベルヌへのオマージュ」　1971年  油彩

 

略歴

ポール・デルヴォー　Paul DELVAUX (1897–1994)

ベルギー、シュルレアリスムの代表的画家。初期は後期印象派やベルギー表現主義の影響を受けていたが、1934年の「ミノトール展」でキリコやダリ、マグリットらの作品と出会い、38年にパリで開催されたシュルレア国際展に参加。44年にブリュッセルで最初の個展を開催し、成功を収める。明快な描写と神秘的かつ官能的な夢と幻想の世界を描き、独自の画風を確立した。



技法解説

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