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アルフォンス・ミュシャ　「ZDENKA CERNY」

ZDENKA CERNY

技法	：リトグラフ

制作年	：1913年

サイズ	：102×104 cm / 127×129 cm（額）

レゾネNo.	：R&W-102

状態	：良好

備考	：チェルニーの直筆サイン入

購入数

DB-011625

Web価格 : 2,420,000円

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作品解説

本作は、チェコ系アメリカ人のチェリストズデンカ・チェルニーのヨーロッパツアーのポスターのために制作されたリトグラフです。
ポスターの下部には“ZDENKA CERNY THE GREATEST BOHEMIAN VIOLONCELLIST（ズデンカ・チェルニー偉大なるボヘミアのチェリスト）”と印字されましたが、本作は上部の肖像画部分のみが印刷され、画面右下にズデンカ・チェルニーの直筆サインが入れられた稀少版です。

1906年10月からの2か月間、ミュシャがシカゴ美術研究所で講義を受け持った時期に、チェコ系アメリカ人の作曲家兼音楽プロデューサーであるチェルニー宅に滞在したのがきっかけとなり、一家との親交が深まりました。
チェルニー家の次女、当時7歳のズデンカと親しくなったミュシャは、彼女が将来音楽家として成功した時には肖像画を描くことを約束。
ズデンカの夢は現実となり、10歳からオーケストラと演奏を始め、更にチェリストとして1914年から1915年にはヨーロッパツアーが予定されるまでとなり、ミュシャは当時の約束通りポスターを制作したのでした。
しかし、第一次世界大戦勃発を期にツアーは中止となり、未使用のまま残されたことで幻のポスターとなったのです。

ズデンカ・チェルニー（1895-1998）

＜参考画像＞

略歴

アルフォンス・ミュシャ　Alphonse MUCHA （1860-1939）

アール・ヌーヴォー様式が流行していたパリの世紀末を代表する画家。ポスター、装飾パネルを始め、挿画本、美術誌表紙、販促物などのために数々の優美な女性像を制作した。装飾デザインにも優れた才能を発揮。アール・ヌーヴォー期の寵児として活躍後、チェコに戻り、自身のルーツであるスラヴ民族の歴史を「スラヴ叙事詩」に描き上げた。

技法解説

｜版画

アルフォンス・ミュシャ　「ZDENKA CERNY」

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アルフォンス・ミュシャ　Alphonse MUCHA （1860-1939）

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アルフォンス・ミュシャ　Alphonse MUCHA （1860-1939）