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ルネ・ラリック　「ジャルディニエール：MESANGES」

制作年	：1927年のモデル

技法	：パチネ

サイズ	：H13.3×W53.5×D13.5cm

レゾネNo.	：Marcilhac 3462

状態	：良好

題訳	：四十雀

備考	：底部に陰刻サイン

附属品	：専用箱付

購入数

DB-GA-0962

Web価格 : 990,000円

創業36周年記念特価 :

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作品解説

ジャルディニエールとはフランス語でプランターを意味するもので、植物や花を飾る装飾花器のことを言います。
本作は、装飾部分に2羽のシジュウカラが向き合うようにデザインされた愛らしい作品です。パチネにより淡く色付けられたブルーの色彩によって立体的な造形の美しさが際立っています。

アール・ヌーヴォー期のガラス作家と比較すると、ラリックのガラスはきわめて彫刻的・塑像的であると言えます。ガレやドームが絵画的に表現したのに対し、立体造形としての視点に立ったラリックの作品は非常に新鮮で、当時の大衆から高く評価されました。

カタログレゾネによると1939年に廃番となり、戦後の復刻も作られていない作品です。

＜Marcilhac カタログレゾネより＞

＜パチネ＞

古色をつけるという意味のフランス語が語源。装飾のディテールを浮き立たせるために用いられる彩色法。顔料を含んだ溶液は、ガラスに染み込むのではなく、乾燥後ガラス素地の表面にしっかりと固着する。古銅や古金属のような質感が生まれることもある。

略歴

ルネ・ラリック　Rene Lalique　(1860-1945)

ルネ・ラリックは19世紀末から20世紀半ばにかけて、アールヌーヴォーのジュエリー制作者、アールデコのガラス工芸家として、二つの時代および創作分野で頂点をきわめた人物として知られる。1900年のパリ万国博覧会に出品されたラリックの宝飾作品は、工芸の価値を、絵画や彫刻などの純粋美術と同じレベルにまで高めるとともに、生活に新たな美意識をもたらすものと評された。

技法解説

｜ガラス工芸

ルネ・ラリック　「ジャルディニエール：MESANGES」

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