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T・ゲインズバラ　「グラハム夫人」

作品集『100点の女性肖像画』

技法	：エリオグラヴュール

制作年	：1910年

サイズ	：23×17 cm（画）/47×39 cm（額）

部数	：500

状態	：良好

備考	：『100点の女性肖像画』に収録された版画　原画はワシントン・ナショナルギャラリー所蔵

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DB-003421

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作品解説

この作品は、1775年に描かれたゲインズバラの代表作《グラハム夫人》を元に、1910年に銅版画として復刻したものです。パリ、ジュ・ド・ポーム美術館で開催され、大変な人気を博した展覧会の作品画集に収められました。

※エリオグラヴュール（仏 héliogravure ）とは
古くからフランスで行われていたアクアチントから発展した製版技法で、写真製版銅版画とも呼ばれる。
原画となる作品を大判のネガフィルムに写しとり、感光剤の塗られた銅版に焼き付け、それを腐食液に浸し、感光部分を腐食させることで版を作る。この技法の長所は、原画の持つハーフトーンを美しく再現できることにあるが、一方、線の強弱が弱く、全体に平坦な仕上がりになってしまうため、実際の制作に当たってはエッチングなどの技法を併用することで、より完成度を高めている。

略歴

トマス・ゲインズバラ　Thomas Gainsborough（1727-1788）

1727年、ロンドン北東のサフォーク地方にあるサドベリに生まれた。13歳のときに画家を目指して田舎からロンドンへ移り、絵画を学ぶ。その時もっとも彼の心をとらえたのは、17世紀オランダの風景画であった。ゲインズバラは今日でこそ優れた肖像画家として知られ、生涯に700点以上の肖像画を残しているが、故郷サフォークの風景や自然をこよなく愛した彼が真に描きたかったのは風景であり、「肖像画は生活のために、風景画は楽しみのために描く」と言っていたと伝えられる。

技法解説

｜版画

T・ゲインズバラ　「グラハム夫人」

作品集『100点の女性肖像画』

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トマス・ゲインズバラ　Thomas Gainsborough（1727-1788）

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T・ゲインズバラ 「グラハム夫人」

作品集『100点の女性肖像画』

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トマス・ゲインズバラ Thomas Gainsborough（1727-1788）

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トマス・ゲインズバラ　Thomas Gainsborough（1727-1788）