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藤田嗣治　「アヴィニョンの村（エンタシスのある風景）」

技法	：水彩

制作年	：1900年代中頃

サイズ	：34×26 cm（画）/ 63×56 cm（額）

レゾネNo.	：

状態	：良好

備考	：サイン入　東京美術倶楽部鑑定証書付

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DB-005837

Web価格 : 3,850,000円

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作品解説

本作は、藤田が南仏にスケッチ旅行した際に描かれた一連の風景画のうちの1点。
画面右奥に見えるのは南仏の村ヴィルヌーヴ・レザヴィニョンに建つサンタンドレ要塞と思われます。

ヴィルヌーヴ・レザヴィニョンはマルセイユ近郊の内陸部に位置し、ローヌ川を挟んで対岸（右岸）にアヴィニョンを臨む、人口１万３千人ほどの小さな村。
その起源は10世紀にアンダオン山の上に創設されたサンタンドレのベネディクト会修道院から始まります。
1292年、フィリップ美王がこの地域の軍事戦略上の重要性（法王領であったアヴィニョンに対し、こちらはフランス領）から、新しい町（フランス語で‟ヴィルヌーヴ”）が作られました。
1302年には国境のローヌ川に架かるサン・ベネゼ橋の入口を守る小要塞が建設され、14世紀後半にはジャン善王とシャルル5世によってサンタンドレ要塞が築かれました。
今日でも中世の街並がほぼそのまま残され、美しい景観が保たれています。

略歴

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

エコール・ド・パリを代表する日本人画家。現代においても最も有名な日本人画家として高く評価されている。猫と女性を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れた「乳白色の肌」の裸婦像は西洋画壇から絶賛を浴びた。その晩年まで制作意欲が衰えることはなく絵画のみならず、銅版画・石版画・木版画などの版画作品でも様々な名作を残している。線の描写が美しい裸婦や子ども、そして猫の銅版画、また色彩で魅せる石版画の母子像、味わい深い木版画など、藤田嗣治の高い芸術性と遊び心が伝わる版画作品の数々は、今もなお世界中の人々を魅了している。

技法解説

｜版画

藤田嗣治　「アヴィニョンの村（エンタシスのある風景）」

作品解説

略歴

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

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藤田 嗣治 Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

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藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)