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ギャルリー・アルマナック吉祥寺
ルネ・マグリット展－シュールレアリスムの系譜－

2018/7/1(日)～7/31(火)　会期中無休

企画展概要

「シュルレアリストであるとは、”見たもの”を頭から消し去り、”まだ見ぬもの”を探し続けることだ」ールネ・マグリット

マグリットは、目の前の現実を誰にでも誤解のないように
わかりやすく表現することに努力した画家です。
空は常に青色をしているし、
女性のヌードは常に褐色系の肌色をしています。

可能な限り匿名的な、誰のものでもないこのスタイルは、
《デペイズマン》という　
シュールレアリスムの手法が　
もっとも生きるスタイルでした。

《デペイズマン》とは「異郷の地に送ること」
＝「dé（分離）+pays（故郷）+ment（名詞の語尾）」
という造語で《違和効果》とも訳されます。
意外な組み合わせを行うことによって受け手を驚かせ、
途方にくれさせる(dépayser)という意味です。

通常あり得ない超現実的な世界をリアルな筆致で描き、
私たちが普段見えていないものを可視化する。
マグリットの作品には、彼にしか表現し得ない　
斬新なアイデアが明確に刻み込まれ、
唯一無二の世界を構築しています。

7月のギャルリー・アルマナックは、
マグリット財団公式リトグラフを中心に、
シュールレアリスム絵画の巨匠たちを大特集。

普段とは違う、超現実的な異空間を味わいに　
ぜひギャラリーまでお足運びくださいませ。

併せて、ご好評いただいている
藤田嗣治とミュシャの常設展示も
随時新入荷作品を入れ替えながら
引き続き展覧いたします。

展示風景

おすすめ作品

2015年に国立新美術館（東京）と京都市美術館で開催された「マグリット展」特設ミュージアムショップにて大変な人気を博したマグリット財団公式入リトグラフ、およびマグリット展記念リトグラフ集『ジャパン・プレミアム・エディション』（在庫2セットのみ）を中心に、ダリ、アンソール、デルヴォー、マン・レイ、ジャコメッティらシュールレアリスムの巨匠たちの作品約40点を展示・販売いたします。


ルネ・マグリット「JAPAN PREMIUM EDITION」リトグラフ4点セット、額2点付 2015年　各60x45 cm（シート） ※在庫2セットのみ	ルネ・マグリット「ゴルコンダ」『JAPAN PREMIUM EDITION』よりリトグラフ 2015年　60×45 cm（画）


ルネ・マグリット「誇大妄想 II(1948/1949)」　リトグラフ 2003年　Ed.255/300　85x72 cm（額）	ルネ・マグリット「ランプのように飛び散るイメージ」挿画本『対蹠地の夜明け』より　フォトグラヴュール 1966年　Ed.900　38×33 cm（額）


サルバドール・ダリ「ルベン族」フィゲラス、ダリ美術館開館記念ポスターリトグラフ 1974年　Ed.2000　80×59 cm（額）	サルバドール・ダリ「ゼブロン族」フィゲラス、ダリ美術館開館記念ポスターリトグラフ 1974年　Ed.2000　78×60 cm（額）

アルベルト・ジャコメッティ「ジャコメッティのアトリエ（P.24-25）」美術誌『DERRIERE LE MIROIR』127号よりリトグラフ 1961年　56x75 cm（額）	ポール・デルヴォー「デルヴォーカタログレゾネ　表紙カバー」　リトグラフ 1976年　Ed.5000　57×84 cm（額）

マン・レイ「アドリエンヌ」エッチング、アクアチント 1970年　72x58 cm（額）　サイン入	ジェームズ・アンソール「アンソールと悪魔たち」フォトリトグラフ 1921年　45×37 cm（額）