【6月企画展開催予告】ギャルリー・アルマナック吉祥寺「ジューン・ブライド 愛と花束の絵画展」


こんにちは。
ブログをお読みいただきありがとうございます。

皆様は、「運命の人」との出会いを信じますか?
言葉にすると、何だか陳腐に聞こえてしまうかもしれませんが、出会いの瞬間から「運命の人」だとインスピレーションを感じ恋に落ちる人もいれば、ゆっくりと静かに感情を見つける人、一度離れたあとにハッと気づく人。
恋愛の始め方や育て方も十人十色ですね。

しかし、ある一人の青年が「運命の人」のために実際に取った行動は、かなり異色です。

時は1970年代のインド。
広場で観光客相手に似顔絵を描いていた画学生のインド人青年は、似顔絵を依頼してきたスウェーデン人女性と恋に落ちます。
インドを旅行中だった女性は、滞在を終えスウェーデンに戻ってしまいましたが、彼女を運命の人だと信じた青年は、自分の全財産を費やして自転車を購入。
再び彼女に会うため、何と8か国を経由して自転車でスウェーデンへ渡ったのです。

運命の再会を果たした二人はその後、めでたく結婚。
愛する二人の子どもたちにも恵まれ、40年を経た今も幸せに暮らしているというから、運命という目に見えない縁の不思議さ、愛という力の偉大さに触れた印象的なエピソードでした。
さて、そんな「運命の人」と結婚式を挙げるカップルが増える来月。
ジューン・ブライドを迎える喜ばしい祝福の月にからめて、ギャルリー・アルマナック吉祥寺では「ジューン・ブライド 愛と花束の絵画展」を開催!

 

愛の画家とも呼ばれるシャガールや、生の喜びを色彩を豊かに表現したデュフィ、結婚式や花を主題にした絵本を残したイギリス人画家ウォルター・クレインなど、愛や喜びに包まれる絵画・版画作品を一堂に展示いたします。
ご家族やご友人へのお祝いもの、贈りものをお探しの方にもぴったり。
最高のお品物を見つけに是非いらしてくださいませ。
会期は6/1(木)からを予定しております。

(R・K)