ジェン・ジョンソンが手がけるキュートな貝殻アート


こんにちは。
ブログをお読みいただきありがとうございます。

相変わらずの酷暑日が続きますね。
このブログが少しでも暑さしのぎになるように、今回も涼やかな芸術作品をご紹介!
前回は、ひんやりとした薄明かりの室内で楽しむ和のアートをご紹介しましたが、今回ご紹介の作品は涼を感じる西洋のアート。

 

様々な形や色をした貝殻を独特のセンスでキャンヴァスに並べ立体的な作品を創作するアーティスト、ジェン・ジョンソン。
ミュージシャンや映画監督としても活躍するジャック・ジョンソンは彼女の兄だそうで、芸術的な感性の高い兄妹ですよね。

制作に用いられる貝殻は全てハワイの海岸で彼女が見つけたもの。
貝殻の他にもプラスティックやビーチグラスと呼ばれるすりガラスのような質感のあるガラス片など様々な媒体を用いる彼女の芸術作品は、現代の「コンバインアート(Combine Art)」と言えるかもしれません。


 

先月は、多くの観光客が訪れるワイキキのDFS内スペースで彼女のミニ個展が開催されるなど、新進気鋭のアーティストとして今注目のジェン・ジョンソン。

彼女の他にも、日本に専門ギャラリーがあるヘザー・ブラウンや、カット・リーダーなどハワイを拠点に活動する女性芸術家はますます増えています。


またハワイでは、POW!WOW!HAWAII!(パウワウ・ハワイ)という、建物の壁一面に描くグラフィティ・アートの祭典も毎年開催。日常生活や自然に溶け込むストリートアートが広く受け入れられています。

こちらは、私が以前住んでいたハワイのアパート近く。
マイケル・ジャクソンが亡くなった直後には彼にオマージュを捧げる作品が描かれるなど、その時々の旬な話題やニュースに呼応しているところがストリートらしさですね。

次々と新しい才能が生まれるハワイのアートシーンから今後も目が離せません!


(R・K)