7月「モーリス・ユトリロ/巴里の香しき情景展」が始まりました


お待たせいたしました。
今月の企画展「モーリス・ユトリロ展」が始まりました。
今回は”巴里の香しき情景展”という副題にちなみ、ユトリロが生涯愛したモンマルトルを中心に、パリの街並みを描いた約30点を展示。

厚塗りの絵の具による独特の表現がユトリロらしい油彩作品から、
生前に制作した稀少な挿画本「モンマルトル・ヴェキュ」、「霊感の村」、「モーリス・ユトリロ・V」、
そして「パリ・キャピタル」に収録された版画作品まで幅広く出品しております。
店内に足を踏み入れると、まるで20世紀初頭の巴里の小道や裏道にタイムスリップしたような今月の展示。
ユトリロが描く香しき巴里の情景に思いを馳せてみてはいかがですか?
ユトリロ作品の詳細はこちらをご覧くださいませ。


またアンティークのコーナーでは、約100年前に制作された稀少な宝飾品を特集。

ミリ単位の細かい細工や意匠を凝らした精緻なデザインに、思わず引きこまれてしまうジュエリーの数々をご覧いただけます。
永遠の生命力の象徴である蛇とハートの組み合わせは「永遠の愛」の暗示などデザインに隠された秘密のメッセージがあることも多いアンティークジュエリー。

職人の高い技術と共に、贈る人や身につける人の深い思いが詰まったアンティークジュエリーの魅惑的な世界に皆様をご招待します。ユトリロ展とともに是非お楽しみくださいませ。
(会期:7/30まで)

(R・K)