意外な名作がずらり!アートに浸るおすすめハワイ「ホノルル美術館」


こんにちは。
ブログをお読みいただきありがとうございます。

気持ちのいい初夏の季節が過ぎると梅雨、そして暑い夏がやって来ますね。
ゴールデンウィークが終わったのも束の間、今度は夏休みの予定をそろそろ立てられるという方も多いかもしれません。
そこで今日は日本を飛び出して、南国にあるアートスポットをご紹介します。


太平洋に浮かぶ島国の楽園・ハワイ州。
およそ500万~100万年前の海底火山による隆起によって誕生した、カウアイ島、ラナイ島、オアフ島、マウイ島、モロカイ島、ハワイ島、カホオラヴェ島、ニイハウ島の8島で構成。
州都はオアフ島のホノルルにあり、特に高級ホテルやショッピングセンターが立ち並ぶワイキキは、世界中からの観光客で絶えず賑わう活気あるエリアです。

皆様も、ご家族やご友人と一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。


太陽がキラキラと降り注ぐ常夏の島。
ビーチでくつろいだり、マリンアクティビティやショッピングに行かれる方が多いハワイですが、そんな”いつものハワイ”に飽きた方にオススメしたいのが「ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)」。

ハワイらしい開放感に溢れた広々とした空間に、古今東西から収集された美術品を展示。
館内に点在する中庭スペースからは、ハワイの青い空と太陽も望めるので閉塞感は全くありません。

創設者のアナ

美術館の創設はおよそ90年前の1927年。
イギリス人宣教師の娘としてハワイで生まれ育ったアナは、幼少から芸術に慣れ親しんで育ち、その後ハワイに住む子どもたちに他国の文化や美術について学んでほしいという想いから自らのコレクションを寄付し美術館を創設します。

以来、この場所は子どもたちへの教育の場としてだけでなく、地域社会と密接につながりながら発展してきました。

アナ自らのコレクションから始まり、やがてハワイに知己のある人々からの寄贈や縁を積み重ねて現在、その収蔵点数は約6万点。
古代エジプトの壁画レリーフから尾形光琳の屏風、アンディー・ウォーホルのポップアートまで実にバラエティに富む見事なコレクション。
とりわけ1万点以上にのぼる浮世絵の優れたコレクションは、ボストン美術館、シカゴ美術館に次ぐ収蔵点数を誇ります。

 

小劇場やカフェも併設され、子どもから大人まで楽しめるイベントも活発に開催されています。

特に、毎月最終金曜日の夜間に特別開館する「アートアフターダーク」は、周辺に住む若者たちも着飾って繰り出すお洒落なアートイベント。
文化や美術にまつわる異なるテーマが毎回設けられ、アルコールやフィンガーフードも楽しめるまさに知的な夜遊びスポットです。


皆様も、今度ハワイに行かれる際にはホノルル美術館に寄ってみてはいかがですか?
いつものハワイ旅行とは一味違う、特別な時間が過ごせるはず。
水・金・土の午前10時15分からは日本語ガイドツアーもありますよ!

(R・K)