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J=B・カミーユ・コロー　「ローマ近郊」

Environs de Rome

技法	：エッチング

制作年	：1866年

サイズ	：28×21 cm（画） / 64×48 cm（額）

部数	：

レゾネNo.	：C.6

状態	：良好

備考	：証明書付（Grillon）第2ステート　『腐蝕銅版画家協会：近代の腐蝕銅版画』　第4巻第7集No.211

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DB-2631

Web価格 : 495,000円

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作品解説

1866年3月刊行の＜腐蝕銅版画家協会＞の作品集第４巻第７集のための刷りです。作品下部には、作品タイトルのほか、刷師名〈ドラートル〉、版元名〈カダール＆リュケ〉が明記され、下部余白部分には版元の刻印があります（発行部数の明記なし）。この年のサロン（官展）に出品され、繊細でありながら大胆な筆触が好評を博しました。

※オーギュスト・ドラートル　Auguste DELATRE（1822-1907年）
フランスの銅版画家。名版画家のCh.ジャックとメルヴィの工房で職人として技術を磨き、天与の才能を開花させる。独立し工房を立ちあげると名声はますます高まり、コロー、ドービニー、ミレー、メリヨン、ルソーなどの巨匠達がこぞって銅版画制作を依頼した。レンブラント、オスターデなどの貴重な復刻銅版画のほか、ピカソ初期の最高傑作とされる銅版画『貧しい食事』の初版刷を手掛けた。1862年には出版人カダール、版画家ブラックモンとともに、エッチング作品の出版を活動の中心とする「腐食銅版画協会」を設立。19世紀後期の銅版画ルネッサンスに大きく貢献した。

※カダール　Alfred Cadart （1828-1875年）
フランスの出版人。1862年に銅版画家のドラートル、版画家ブラックモンらと共に銅版画の復興と普及を目的とした「腐蝕銅版画家協会」を設立。以降1867年まで毎月5枚の組版画を刊行し、バルビゾン派やマネ、ドラクロワ、メリヨン、ヨンキントなど多くの巨匠の銅版画作品300点を世に送り出した。

略歴

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー　Jean-Baptiste Camille Corot （1796-1875）

フランス19世紀の風景画家。銀灰色を帯びた叙情的な独自の画風を確立し、当時より絶大な人気を博す。1855年パリ万博美術展でグランプリを受賞。晩年まで精力的に制作を続ける傍ら、ドーミエら貧しい画家たちに援助を与え、ペール・コロー（コロー親父）と慕われた。若い世代の印象派の画家にも大きな影響を与えている。

技法解説

｜版画

J=B・カミーユ・コロー　「ローマ近郊」

作品解説

略歴

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー　Jean-Baptiste Camille Corot （1796-1875）

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J=B・カミーユ・コロー 「ローマ近郊」

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J=B・カミーユ・コロー　「ローマ近郊」

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー　Jean-Baptiste Camille Corot （1796-1875）